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曽根麻矢子のチェンバロによるバッハ〈平均率〉 曽根麻矢子は東京浜離宮朝日ホールで、「バッハ連続演奏会」を定期的にしていて、いつも聴きに行きたいと思いつつ、やりすごしています。かわりにSACDでガマンしようというわけですが、 ならチケットのほうが安い。これだからオーディオマニアは…(自虐ネタ)。 さて、このSACDはパリのノートル・ダム・ド・ボン・スクール病院礼拝堂で録音。ならマルチチャンネルの雰囲気もいいのではないか、と期待してしまいますね。 で、マルチチャンネルにしたところ、うん、サラウンドは完ぺきで、伸びやかな音が後ろまで自然に回り込み、綺麗ににつながる気がします。 専門家によると、マルチチャンネルは、フロントの奥行きを出すのにもいいのだそうですね。フロントの奥行き感は2チャンネルだけでは難しいのだそうです。マルチチャンネルというと、つい後ろと横に注意がいってしまいますが、フロントこそ効果絶大なのでしょう。 曽根麻矢子のSACD
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