
PEACHTREE ROAD
ELTON JOHN

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ジャケット、ブックレットともエルトン本人の写真はなし。荒涼とした写真がいくつか載っているが、なんか意味あるんだろうね。
このアルバムは、かつてのエルトン・ジョンのプロデューサーであり、惜しくも亡くなったガス・ダッジョンとその奥さんに捧げられている。
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エルトン・ジョンの躍進は続いている
エルトン・ジョンのニューアルバム『PEACHTREE ROAD』である。
スーパースターのニューアルバムも、SACD/CDハイブリッドでの発売があたりまえになってきた。
70年代のスーパースター、エルトン・ジョン。80年代は迷走した感があったが、90年代からのエルトン・ジョンの活躍は「我が道をゆく」でありまして、21世紀になっても変わらない。このアルバムも前作『ソングス・フロム・ザ・ウエスト・コースト』と同様な雰囲気の仕上がりとなっています。
本作も、タイトな音だが、ピアノは相変わらず暖かいし、バックのサポートも良く、昔の面影もフッとうかがえたりする。
作詞にバーニー・トーピン。ギターにデイビー・ジョンストン、ドラムにナイジェル・オルスンというメンツは、70年代黄金期と同じ。エルトン・ジョンの音楽を支える不動のメンバーだ。
じっくり聴いてもらいたいアルバムです。日本ではあまり評判にならないが、エルトン・ジョンの躍進は続いているのです。
マルチチャンネル収録である。マルチで聴くことのほうが多いが、わたしのなかでは特別マルチで効果を期待する、という段階もすぎたようだ。「音に囲まれてどうの」とか考えず、普通に聴いております。
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2004.12.23
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