Stereo Sound『シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ』を完全アナログ・プロセスによるLPレコードを発売

ジャズ

フランク・シナトラ・ウィズ・カウント・ベイシー・オーケストラ『シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ』(LP)【2022sinatra-cp】

Stereo Sound(ステレオサウンド)が、フランク・シナトラ・ウィズ・カウント・ベイシー・オーケストラの『シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ』をLPレコードで発売した。5月30日に発売。

Stereo Soundは本作を2019年に世界初SACDシングルレイヤー化したが、今回はフル・アナログ・プロセスでLPレコードを製作している。

LP用のマスター音源は、日本盤LPレコード制作用として1973年に米国でダビングされた1/4インチ幅(38cm/s)のアナログテープを使用。

カッティングもアンペックス製の真空管式ヘッドアンプと組み合されたテレフンケン製テープデッキ「M21」、スカーリー製カッティングレース「RA1389」とウェストレックス製ステレオ仕様カッターヘッド「3DIIAH」等を使用。まさしくアナログの音が刻み込まれていることだろう。

プレスは静岡のソニー・ミュージックソリューションズ。ディスクはジャズ喫茶「ベイシー」の菅原正二氏のアドバイスもあり、通常の140g盤仕様(33 1/3回転)としている。

Stereo Soundのこだわりはジャケットにもそそがれている。

米国初期LPレコードの仕様を極力踏襲することを目ざしたため、機械ではなく日本の職人による手作業によるものとなっている。

詳しい説明、マスターテープの写真、カッティングマシンの写真、ジャケットの写真がステレオサウンド・ストアに載っているのご覧になってほしい。

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フランク・シナトラ・ウィズ・カウント・ベイシー・オーケストラ『シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ』(LP)【2022sinatra-cp】