ドビュッシー: 歌劇「ペレアスとメリザンド」 【CD】
フランソワ=グザヴィエ・ロト、 レ・シエクル管弦楽団
フランソワ=グザヴィエ・ロトがレ・シエクル管弦楽団と、ドビュッシーの歌劇「ペレアスとメリザンド」のピリオド楽器による演奏に挑戦しました。Harmonia MundiよりCDで発売。3枚組。
かつてストラヴィンスキーのピリオド楽器演奏で話題となったロトですが、今回はドビュッシーの「ペレアスとメリアンド」のピリオド楽器による演奏。果たしてどんな音響か注目です。
メーカー説明によれば、
弦楽器以外はすべて1900年前後のフランス製(ブックレットに詳細記載)を用い、明るく透明な音色、ガット弦を用いた弦楽器が無限な柔らかさを醸している、
とのこと。
また
基本的にノン・ヴィブラートなため日本の雅楽のような音響さえ創り出しています、
とも。
さらに
ロトによれば地下のシーンでドビュッシーがトロンボーンを用いた理由が、コントラバスの弦と共鳴して不思議な色合いを出そうとしているのも、この演奏で初めて実感できる、
とのこと。
収録は2021年3月。リール歌劇場にて。配信用におこなわれた無観客上演をもとに編集。
歌手などは以下のとおり。
メリザンド:ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ)
ペレアス:ジュリアン・ベール(テノール)
ゴロー:アレクサンドル・デュアメル(バリトン)
ジュヌヴィエーヴ:マリ=アンジュ・トドロヴィチ(メゾソプラノ)
アルケル:ジャン・テジャン(バス)
医師:ダミアン・パス(バス・バリトン)
イニョルド:アドリアン・ジュベール(ボーイ・ソプラノ)
牧童:マチュー・グルレ(バス)
リール歌劇場合唱団
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
ドビュッシー: 歌劇「ペレアスとメリザンド」 【CD】
フランソワ=グザヴィエ・ロト、 レ・シエクル管弦楽団