グレン・グールドのバッハ録音をSACDハイブリッド24枚に収録した『バッハ全集(ハイブリッド・エディション)』が発売になる。
ソニークラシカルからの国内盤で完全生産限定盤。12月21日発売。
『バッハ全集(ハイブリッド・エディション)』はグレン・グールドの録音の中でも人気の高いバッハ録音をSACDハイブリッド24枚に収録したもの。加えてボーナスCD2枚にグールドへのインタビュー2編とドイツ語によるバッハによる語りを収録。
グレン・グールドのSACDはこれまでも個別タイトルで出ていた。また全集ではUSBによる高音質音源も出ていた。
しかしSACDハイブリッド24枚組という大掛かりなSACDセットはこれが初めてだろう。それもグールドの録音の中で誰もが一番聴くであろうバッハ録音の全集である。
ちなみにグールドのバッハ録音の金字塔「ゴールドベルク変奏曲」は、1955年のモノラル録音と1981年のデジタル録音が収録されているわけだが、その他にも1954年のCBC放送音源での「ゴールドベルク変奏曲」や1959年のザルツブルグ音楽祭ライヴの「ゴールドベルグ変奏曲」もSACDハイブリッドで収録されている。
コロンビアへの通常盤だけではない、没後に発売された音源もSACDハイブリッドで収録。貴重なボックスと言えそうだ。
すでにグールドのSACDを持っている方も多いだろうが、SACDハイブリッド24枚組の価格が税込¥42,900ということを考えるとお得なセットと言える。
バッハ全集(ハイブリッド・エディション) [24SACD Hybrid+2CD]
グレン・グールド/バッハ全集(ハイブリッド・エディション) [24SACD Hybrid+2CD]<完全生産限定盤>