大貫妙子の70年代末から80年代初頭3タイトルがSACDハイブリッドで発売、バーニー・グランドマンによるマスタリング

J-POP

大貫妙子のRCA時代の3作品がSACDハイブリッドで発売される。マスタリングは名匠バーニー・グランドマン。リリースはソニー・ミュージック・ダイレクトから。発売は11月10日。

今回発売されるのは、『MIGNONNE』(1978年作品)、『ROMANTIQUE』(1980年作品)、『AVENTURE』(1981年作品)の3タイトル。

いずれも大貫妙子の味わい深いヴォーカル、一級のミュージシャン、ポップな楽曲を楽しめる作品だ。SACDハイブリッドでの発売を歓迎したい。

MIGNONNE

MIGNONNE/大貫妙子【SACDハイブリッド】

1978年発売のサード・アルバムで、シュガー・ベイブ時代を思わせる、はかなげなヴォーカルとサウンド。冒頭の「じゃじゃ馬娘」から大貫妙子の世界。「横顔」「突然の贈りもの」「海と少年」などの名曲が並ぶ。中でも「4:00A.M.」は世界的にも人気。アレンジは坂本龍一と瀬尾一三。細野晴臣、高橋幸宏、鈴木茂ら豪華メンバーが参加。

ROMANTIQUE

ROMANTIQUE【SACDハイブリッド】

1980年発表の4作目。80年代ぽいヨーロピアン・サウンドをコンセプトにした「ヨーロッパ3部作」第1弾。シュガー・ベイブ『SONGS』に収録された「蜃気楼の街」のセルフカヴァーも収録。アレンジに坂本龍一、加藤和彦、清水信之。ミュージシャンに坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏らが全面バックアップ。

AVENTURE

AVENTURE【SACDハイブリッド】

1981年発表の5作目。「ヨーロッパ3部作」第2弾。よりポップになったが大貫妙子のヴォーカルをそこなわないセンスのいいアレンジが光る。アレンジは坂本龍一、前田憲男、加藤和彦、大村憲司、清水信之。