モーツァルト・ファンには注目のCDが発売です。AAM Recordsから6月22日発売。
古楽のロバート・レヴィンとエンシェント室内管弦楽団による『モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番/教会ソナタ 他』が発売。
モーツァルトのピアノ協奏曲の古楽演奏は今日珍しくないのですが、どこか注目かというと「ピアノ協奏曲第5番」をフォルテピアノではなくオルガンで弾いているところ。
これはレヴィンが調べたところ、初演をオルガンで行ったと推定しての録音。詳しくはタワーレコードの「商品紹介」をご覧ください。
ほかにもレヴィンが復元した「協奏曲の楽章 ト長調 – 『ナンネルの音楽帳』より」など、聴いてみたい曲がたくさん収録されています。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番/教会ソナタ 他
モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番/教会ソナタ 他
ロバート・レヴィン 、 ボヤン・チチッチ 、 ローレンス・カミングス 、 エンシェント室内管弦楽団
【曲目】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第5番/教会ソナタ 他
1. 協奏曲の楽章 ト長調 – 『ナンネルの音楽帳』より(R. レヴィン復元)
2-4. ピアノ協奏曲第5番 ト長調 K. 175*
5-7. ピアノ協奏曲 ニ長調 K. 107 No. 1
8-9. ピアノ協奏曲 ト長調 K. 107 No. 2
10-11. ピアノ協奏曲 変ホ長調 K. 107 No. 3
12. 教会ソナタ第17番 ハ長調 K. 336*
(カデンツァ:ロバート・レヴィンの即興演奏)
【演奏】
ロバート・レヴィン(チェンバロ&オルガン*)
使用楽器
チェンバロ:ストラスブールのヨハン=ハインリヒ・ジルバーマン
1770年頃製モデルによる再現楽器、アラン・ゴット2013年製作
オルガン:ジョージ・イングランド1760年建造、ウィリアム・ドレイク2009年レストア
アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(古楽器使用)
ボヤン・チチッチ(指揮)…1、5-11
ローレンス・カミングス(指揮)…2-4、12
【録音】
2021年12月8-9日
St Jude on the Hill, London…1、5-11
2022年8月18-20日
Christ’s Chapel, Dulwich, London…2-4、12
