タワレコ限定SACDハイブリッドで発売されるマイルス・デイビスの『コンプリート・ライヴ・アット・ザ・プラグド・ニッケル1965』が、発売日を前に追加プレスが決定しました。
発売は10月6日と明日に迫っておりますが、追加プレスのニュースが飛び込んできました。
これは1000セット限定盤としてアナウンスされていましたが、予約が好調につき500セットの追加プレスが決定した模様です。
なかなか珍しいことですが、すごいことですね。
『コンプリート・ライヴ・アット・ザ・プラグド・ニッケル1965』は、マイルスの「黄金のクインテット」と呼ばれたバンドが、シカゴのクラブ、プラグド・ニッケルで行ったライヴを収録した完全版。
1965年12月22日ファースト～サード・セットと、12月23日のファースト～フォース・セットの演奏を収録しています。
プラグド・ニッケルでのライヴは最初単発のLPで出て、1990年代にはソニーミュージックから完全版がCD7枚のボックスで発売（その後アナログも出たようです）。
今回のSACD化は1995年に発売されたMOSAIC RECORDSの10枚組LP BOXリリース時に採用したオリジナル・アナログ・マスターを使用とのこと（ほぼ同等の内容であるUS盤CD制作時のマスターは所在不明により）。
CD層も最新リマスタリングされています。
マスタリング・エンジニアは鈴木浩二氏、石橋香氏(ソニー・ミュージックスタジオ)。
今回のSACDハイブリッドのセットでは、合計7回の各ステージを各ディスクに収録。そのためため、ディスク2はaとbとさらに2枚に分けられているようです。ですので7枚組の体裁をとっていても、実質は8枚入っています。
マイルスの「黄金のクインテット」の時期は名盤が多く、マイルスの数多い変動の中でも一番人気のある時期かと思います。このプラグド・ニッケル完全版ライヴも期待です。
追加プレスが決まったところで、ファンはぜひお見逃しなく。
コンプリート・ライヴ・アット・ザ・プラグド・ニッケル1965＜タワーレコード限定/完全限定盤＞
コンプリート・ライヴ・アット・ザ・プラグド・ニッケル1965＜タワーレコード限定/完全限定盤＞
Miles Davis
収録曲
(合計7回の各ステージを各ディスクに収録するため、ディスク2はaとbという2枚に分けられている7枚組の体裁をとった8枚組)
DISC1:December 22 1965 First Set
01.If I Were A Bell
02.Stella By Starlight
03.Walkin’
04.I Fall In Love Too Easily
05.The Theme
DISC2a:December 22 1965 Second Set
01.My Funny Valentine
02.Four
03.When I Fall In Love
DISC2b
01.Agitation
02.’Round About Midnight
03.Milestones
04.The Theme
DISC3:December 22 1965 Third Set
01.All Of You
02.Oleo
03.I Fall In Love Too Easily
04.No Blues
05.I Thought About You
06.The Theme
DISC4:December 23 1965 First Set
01.If I Were A Bell
02,Stella By Starlight
03,Walkin’
04.I Fall In Love Too Easily
05.The Theme
DISC5:December 23 1965 Second Set
01.All Of You
02.Agitation
03.My Funny Valentine
04.On Green Dolphin Street
05.So What
06.The Theme
DISC6:December 23 1965 Third Set
01.When I Fall In Love
02.Milestones
03.Autumn Leaves
04.I Fall In Love Too Easily
05.No Blues
06.The Theme
DISC7:December 23 1965 Fourth Set
01.Stella By Starlight
02.All Blues
03.Yesterdays
04.The Theme
