現代のジャズシーンにおいて、ロックからクラシックまで幅広く自己の表現に取り入れて創造にとりくむアーティスト、ブラッド・メルドー（Brad Mehldau）。
そのブラッド・メルドーがバッハとフォーレをテーマにしたアルバムを同時に発表する。
発売になるのは『アフター・バッハII』と『アプレ・フォーレ』の2タイトル。
いずれもCDでの発売だが、国内盤はSHM-CD仕様。
アフター・バッハII
バッハをテーマにした『After Bach II』は「平均律クラヴィーア曲集」「ゴルトベルク変奏曲」などからの曲、そこにメルドーによる7曲のオリジナルとインプロビゼーションが散りばめられている。
アフター・バッハII
アプレ・フォーレ
フォーレをテーマにした『Apres Faure』は、フランスの作曲家ガブリエル・フォーレの4つのノクターンと、「ピアノ四重奏曲 ト短調」のアダージョの一節のピアノ・リダクション を演奏。この作品では、フォーレからインスピレーションを受けたメルドーによる4曲のオリジナル楽曲がアルバム中盤でまとまって収録されており、最後の2曲をフォーレの楽曲が飾ってアルバムを締めくくっている。
アプレ・フォーレ
