アンドレアス・シュタイアー『モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 – 第10番、第11番「トルコ行進曲付き」、第12番』SACDハイブリッド日本独自企画

クラシック

モーツァルトの「トルコ行進曲」が驚き演奏だったアンドレアス・シュタイアー『モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 – 第10番、第11番「トルコ行進曲付き」、第12番』。

それが日本独自企画でSACDハイブリッド化されます。発売は1月下旬。

音源はハルモニアムンディからハイレゾマスターをライセンスし、キング関口台スタジオでリマスタリングを施しました。

オリジナルは2004年録音。フォルテピアノによるモーツァルトのピアノ・ソナタです。アンドレアス・シュタイアーが弾くのは、1785年頃のアントン・ワルター製フォルテピアノのコピー。

フォルテピアノの演奏だけなら驚きませんが、シュタイアーのなんとも生き生きとしたモーツァルトに惹かれます。

特にK.331の「トルコ行進曲」でのアプローチは、“モーツァルトの時代、演奏者はここまで崩して楽しんでいたかも……”という思いを抱かせます。

古楽(フォルテピアノ)が苦手な宇野功芳氏もこの演奏を絶賛したそうです。ブックレットには宇野氏のコメントのほか、シュタイアー自身によるこの演奏についてのコメント(オリジナル盤HMC 901856[廃盤]ブックレットに掲載)も日本語訳を掲載しました。

【曲目】
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332

【演奏】
アンドレアス・シュタイアー
(フォルテピアノ/1785年頃のウィーン、アントン・ワルター製フォルテピアノのコピー 1986年、マルブルク、モニカ・メイ作製)

【録音】
2004年3月

モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 – 第10番、第11番「トルコ行進曲付き」、第12番<限定盤>SACDハイブリッド

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モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 – 第10番、第11番「トルコ行進曲付き」、第12番<限定盤>
アンドレアス・シュタイアー