ステレオサウンド(Stereo Sound)による『鬼太鼓座:富嶽百景・抄録 アナログマスター・ダイレクトカット』アナログ録音を初レコード化

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ステレオサウンド(Stereo Sound)が鬼太鼓座のアナログレコード『鬼太鼓座:富嶽百景・抄録 アナログマスター・ダイレクトカット』を発売します。

発売は9月30日。

今回ステレオサウンドが製作したのは、1997年発表のアルバム『富嶽百景』に収録された9曲の中から厳選した6曲を収めた高品位レコード。

33回1/3回転 180g重量盤。

鬼太鼓座はオーディオ・マニアならご存知でしょう。1970年代初頭に結成された創作和太鼓のプロ集団。そのアルバムの数々はオーディオ・マニアのリファレンスとなっております。

オリジナルの『富嶽百景』の録音はデジタル全盛の1997年ですが、あえてアナログ録音で行われました。それがオーディオファンにも支持されてきました。

レコーディングを手掛けたのは、当時ビクタースタジオに在籍していた高田英男氏。

高田氏は1969年にビクターに入社して以来、アイドル、ジャズ、フュージョン、そして純邦楽など幅広い音楽のレコーディングに携わってきた、日本を代表する録音エンジニアです。

ステレオサウンドの制作にあたって、その高田英男氏が参画し、高田氏自らが『富獄百景』から音質的に突出した6曲を厳選。

もちろん元のオリジナルマスター・テープにまでさかのぼって製作。これがオリジナルのアナログ音源から制作された初のレコードとなります(これまで制作されたレコードはデジタルマスターから制作されたものでした。またSACDハイブリッドもありました)。

究極のアナログによる鬼太鼓座の音は、オーディオファンには聴き逃せないでしょう。

鬼太鼓座:富嶽百景・抄録 アナログマスター・ダイレクトカット(LP)

鬼太鼓座:富嶽百景・抄録 アナログマスター・ダイレクトカット(LP)

[Side A]
1.鼕々(とうとう)/Toto~坎(かん)としてそれ鼓を撃つ~
2.三国(みくに)/Mikuni
3.弓ヶ浜(ゆみがはま)/Yumigahama

[SIDE B]
1.明暗(みょうあん)/Myoan
2.富嶽百景(ふがくひゃっけい)/Fujiyama
3.鬼太鼓囃子(おんでこばやし)/Ondeko-bayashi

スーパーバイザー:高田英男(ミキサーズ・ラボ)
カッティング・エンジニア:北村勝敏(ミキサーズ・ラボ)
テクニカル・エンジニア:菊地功(ミキサーズ・ラボ)、加藤拓也(ミキサーズ・ラボ)
1インチ2トラック・アナログテープレコーダー・システム・エンジニア:大橋正路(日本総合制作)
ライナーノート:小原由夫
LPレコード製作リポート:高田英男