ディアギレフのバレエ・リュス その全音楽『セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス』CD22枚組

クラシック

セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス/Various Artists【CD】

ディアギレフ生誕150年記念として、バレエ・リュスの音楽を全て収録したCDボックス『セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス』(22枚組)が発売される。

ワーナー・クラシックスから3月11日に発売。

本作にはバレエ・リュスのために書かれたバレエ音楽を全て収録している。演奏は78回転SP、LPレコード、デジタル時代から有名な演奏を選んで収録。たとえば「春の祭典」なら、有名なマルケヴィチ指揮の1959年録音(CD22には歴史的録音としてモントゥーの1929年録音も)。

他にも演奏者は、マリナー、プレヴィン、小澤征爾、インパル、ラトルなど歴史的な指揮が並ぶ。

音源はワーナークラシックの名盤による一番新しいリマスター音源を使用。無い音源については他のレーベルのカタログ(Decca、Chandos、Naxos、La Guilde internationale du disqueなど)から提供されている。初CD化音源もある。

ディスクはシーズン順に楽曲を収録

クラシック・ファンに嬉しいのは、このセットの収録が、バレエ・リュスのシーズン順に収録されていることだろう。CD1にはシーズン1909年、CD2にはシーズン1909-1910年……CD21 にはシーズン1928-1929年、というように。

これはバレエ・リュスの演目をたどるのに画期的な収録。現在では知られていない曲もあるが、それも楽しめることだろう。

セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス/Various Artists【CD】