Dutton Vocalionからバーンスタイン、オーマンディ、ブーレーズ、ゴールウェイの70年代の名盤がSACDハイブリッド化される。3月15日発売。
いずれもいずれも初SACD化。ソニークラシカルから音源をライセンスしてリマスター。2chステレオと当時の4ch音源(Quadraphonic)を収録。
発売になるのは全5タイトル。
バーンスタインの自作自演「タヒチ島の騒動」は「キャンディード」とカップリングとなっている。Duttonのページに詳細が載っている。
他の4タイトルについては詳細がまだわからないが、これらもジャケットから察するに、オリジナルに別の曲をカップリングでのリリースのようである。DuttonのSACDはカップリング(や2in1)の場合、二つのジャケットをコラージュしてSACDのジャケットにしているが、今回もそれが見受けられる。
なお1973年にオリジナルがリリースされたバーンスタインの「惑星」は、2000年代初頭に国内盤でSACD化されている。その時もマルチチャンネル収録だったが、それがQuad音源からだったかどうかはわからない。今回のDutton盤は確実にQuadraphonic収録なので、Quadファンには嬉しいところだ。カップリング曲もブリテンの「Passacaglia」が明記されているので1曲多いことになる。
バーンスタイン「タヒチの騒動」「キャンディード」自作自演盤
Bernstein: Trouble in Tahiti & Candide
レナード・バーンスタイン 、 コロムビア・ウインド・アンサンブル
2枚組。バーンスタインの「タヒチ島の騒動」と「キャンディード」カップリング。
オーマンディ&フィラデルフィア管のアイヴス
Ives: Holidays Symphony & Symphony No.2
ユージン・オーマンディ 、 フィラデルフィア管弦楽団
オーマンディのアイヴズ“ホリデイ・シンフォニー”&交響曲第2番。
ブーレーズのワーグナー:序曲・前奏曲集&使徒の愛餐
Wagner: Meistersinger Prelude, Tannhauser Overture, Faust Overture, etc
ピエール・ブーレーズ 、 ニューヨーク・フィルハーモニック 、 ウェストミンスター合唱団
バーンスタインのホルスト「惑星」、ブリテンの曲
Holst: The Planets; Britten: Four Sea Interludes and Passacaglia from “Peter Grimes”
レナード・バーンスタイン 、 ニューヨーク・フィルハーモニック
ホルスト「惑星」、ブリテンの「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲、「パッサカリア 作品33b」
フルートの名手ゴールウェイの小品集
James Galway Plays Showpieces & The Magic Flute of James Galway
ジェームズ・ゴールウェイ 、 チャールズ・ゲルハルト 、 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団