シベリウス:交響曲第5番(1988Live)、ストラヴィンスキー:火の鳥(1982Live)
セルジュ・チェリビダッケ 、 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
チェリビダッケの未発表ライヴがミュンヘン・フィルの自主レーベルから発売になる。発売になるのは『シベリウス:交響曲第5番、ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」』。
Munchner Philharmonikerはチェリビダッケとミュンヘン・フィルの未発表ライヴを収録したCDを6月3日に発売する。
1988年録音のシベリウス:交響曲第5番と、1982年録音のストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」だ。いずれもミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏。
発売のために、ミュンヘン・フィルとバイエルン放送所蔵のオリジナルのアナログ・マスターテープが使用された。ストラヴィンスキーは24bitデジタル変換、シベリウスはデジタル・マスターテープより24bitにコンバートし、24bit/96kHzリマスターを行い、さらに最近ECMの監修の下でマスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が最終マスタリングを担当。その際にミュンヘン・フィル楽団員も立ち会い、会場の音のリアリティさを実現しているとのこと。
余談ながら同時発売のデジタル&ストリーミング配信版では、各会場の音響測定によるアルゴリズム解析を行い、ミュンヘンにあるmsm-studioによるDolby Atmos(空間オーディオとして再現される。
CDに話を戻すと、チェリビダッケとミュンヘン・フィルのライヴ演奏が新たに聴けるのは嬉しい限り。どんな演奏か興味深い。
収録曲
- シベリウス:交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
- ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
【演奏】
セルジュ・チェリビダッケ指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
シベリウス:
1988年3月26日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライヴ
ストラヴィンスキー:
1982年10月28日ミュンヘン、ヘルクレス・ザールでのライヴ
シベリウス:交響曲第5番(1988Live)、ストラヴィンスキー:火の鳥(1982Live)
セルジュ・チェリビダッケ 、 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団