ザ・ビートルズのインド滞在を映画にした『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』が日本でも公開される。9月23日からロードショー。
『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は1968年、カナダ人青年ポール・サルツマンが、北インドにあったマハリシのアシュラムでビートルズに出会った話を回想する内容。サルツマンは現在のアシュラムも訪れる。
監督・脚本・制作はポール・サルツマン。ナレーションに俳優のモーガン・フリーマン。制作総指揮にデヴィッド・リンチ。
映画はサルツマンが出演し彼の物語として語られるが、彼が当時撮ったビートルズのメンバー4人の写真や、4人とアシュラムでかわしたやりとりが語られる。
ジョージ・ハリスンがシタールの練習を見せてくれたり、ジョン・レノンとの会話などビートルズ・ファンには興味深いだろう。
ビートルズはインド滞在中に『ホワイト・アルバム』に収録される曲をいくつか作ったが、それらの曲にまつわる話も出てくる。
ビートルズが当時滞在したコテージは一時廃墟となっていたが、その後保存、管理がされているようだ。映画ではその建物をサルツマンらが訪れ、4人がどの部屋に滞在していたか、などと説明されるくだりもある。
ガンジズ川の風景やバックに流れるインド音楽も手伝って、1968年ビートルズが滞在した時へ時計を戻す映画となっている。
9月23日から日本公開される劇場は、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺など、そのほか地方での劇場公開情報など詳しくは公式サイトで見ることができる。
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