ムターがDGの初期に録音した協奏曲集が180gLPレコードボックスで発売

クラシック

世界的ヴァイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムターがドイツグラモフォン初期に録音した協奏曲集がLPレコード5枚組となって発売されます。

これはムターがデビューしたモーツァルトの協奏曲から、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブルッフ、ブラームス、チャイコフスキーの協奏曲録音を収録したボックス。

指揮はムターの育ての親とも言えるカラヤン。オーケストラは最後のチャイコフスキー以外はベルリン・フィル。チャイコフスキーがウィーン・フィルです。

カラヤン&ベルリン・フィルとの録音は発売のたびに話題となったアルバムでした。最後のウィーン・フィルとのチャイコフスキーは1988年録音でカラヤンが亡くなる前に行われた最後の共演でした。

本LPボックスはムターが2023年6月に60歳を迎えるのを記念して発売されるもの。オプティマル社製180g重量級プレス盤。

ムター・ファンならずとも、愛蔵版としてコレクションしたいLPボックスだ。

The Solo Concertos<限定盤>

cover

The Solo Concertos<限定盤>
アンネ=ゾフィー・ムター 、 ヘルベルト・フォン・カラヤン 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【曲目】
《LP 1》
モーツァルト:
[Side A]
1-3) ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
[Side B]
1-3) ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219

《LP 2》
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
[Side A]
1) 第1楽章
[Side B]
1) 第2楽章
2) 第3楽章

《LP 3》
[Side A]
1-3) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
[Side B]
1-3) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26

《LP 4》
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
[Side A]
1) 第1楽章
[Side B]
1) 第2楽章
2) 第3楽章

《LP 5》
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
[Side A]
1) 第1楽章
[Side B]
1) 第2楽章
2) 第3楽章

【演奏】
アンネ=ゾフィ・ムター(ヴァイオリン)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(LP 1-LP 4)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(LP 5)

【録音】
1978年2月(LP 1)1979年9月(LP 2)、1980年9月(LP 3)、1981年9月(LP 4)、ベルリン
1988年8月、ザルツブルク(ライヴ)(LP 5)