ドイツ・グラモフォンが〈The Lost Tapes〉という新シリーズを開始しました。アーカイヴに埋もれていた過去の素晴らしい録音をリリースするという、クラシックファンには注目の内容です。
その第1弾に選ばれたのが巨匠ルドルフ・ゼルキン。
ゼルキンが人生最後に録音したベートーヴェンの未発表録音がCDで発売になります。
輸入盤は通常CD(10月12日現在タワーレコードでセール)。
国内盤はMQA-CD仕様となります。
収録曲はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」と第23番「熱情」。
収録は1986年と1989年。
録音の後、制作は進行しジャケットもデザインされていたそうです。ドイツ・グラモフォンの香りあふれるジャケットだと思います。
しかしゼルキンの健康状態が悪化したためテープの最終確認ができず、世に出なかったようです。
今回のリリースはルドルフの娘、ジュディス・ゼルキンによって承認され実現しました。
Amazon
【Amazon.co.jp限定】ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番《ワルトシュタイン》&第23番《熱情》 (UHQCD/MQA)(特典:メガジャケ付)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番《ワルトシュタイン》&第23番《熱情》 (UHQCD/MQA)
Tower Records
The Lost Tapes – ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第21番・第23番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番≪ワルトシュタイン≫&第23番≪熱情≫ [UHQCD x MQA-CD]
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
1-3. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53《ワルトシュタイン》
4-6. ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《熱情》
【演奏】
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
【録音】
1986年3月 ニューヨーク [1-3]、1989年5、6月 バーモント[4-6]