タワレコ《全品15%ポイント還元キャンペーン》

期間:2024年5月1日(水)0:00 ~ 5月3日(金)23:59まで

詳しくはこちら

ビル・エヴァンス最期の2年間をドラマーだったジョー・ラ・バーベラが綴った本『ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間』

ジャズ

ビル・エヴァンスが亡くなったのは1980年の9月。51歳でした。まだ若かっただけに日本でも衝撃的なニュースでした。当時予定されていた来日公演も中止に。

本書はそのビル・エヴァンスの最期の2年間を綴った回想記です。

ビル・エヴァンスの伝記本は多いけれども、筆者がビル・エヴァンス・トリオ最後のドラマーであるジョー・ラ・バーベラであるだけに興味深い本です(共著にチャールズ・レヴィン )。

1979年1月から1980年9月まで、ビル・エヴァンスの素顔を綴る。

ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間

ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間
草思社
ジョー・ラ・バーベラ 著 /チャールズ・レヴィン 著 /荒井理子 訳
定価 2,640円(本体2,400円)
判型 四六判
頁数 320頁
初版刊行日 2023年12月07日
原書タイトル TIMES REMEMBERED

ジョー・ラ・バーベラ(Joe La Barbera)
ジャズ・ドラマー。1948年生まれ。ニューヨーク州出身。バークリー音楽大学、米陸軍軍楽隊での兵役を経て、ジャズ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた。1979年1月~1980年9月、ビル・エヴァンスの逝去までビル・エヴァンス・トリオのドラマーを務めた。ウディ・ハーマン、チャック・マンジョーネ、ジョン・スコフィールド、ジム・ホール、ハンク・ジョーンズ、バド・シャンク、ゲイリー・バートン、マイケル&ランディ・ブレッカー、トゥーツ・シールマンスなどの世界的なジャズ・アーティストと共演。1993~2021年までカリフォルニア芸術大学で教鞭をとる。2019年にはロサンゼルス・ジャズ・ソサエティおよびロサンゼルス・カウンティ美術館より名誉あるジャズ・トレジャー・アワードを受賞。現在はカリフォルニア州在住。

チャールズ・レヴィン(Charles Levin)
ライター。「Ventura County Star」「DownBeat」「Jazziz」各誌や、モントレー・ジャズ・フェスティバルのプログラムに寄稿。プロのドラマーとしては計30年間活動。途中、カリフォルニア芸術大学に戻りラ・バーベラに師事し、BFAとMFAを取得。ジャズ・グループCodaを率いたほか、ジョニ・ミッチェルのトリビュート・バンドDreamlandの共同リーダー兼マネジメント担当としてツアーを開催した。

荒井 理子(あらい・あやこ)
お茶の水女子大学文教育学部外国語文学科(英文学専攻)卒業。主な訳書は『サクソフォン マニュアル日本語版』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、『ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡』(共訳、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、『ゲッツ/ジルベルト 名盤の誕生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)など。