2023年1月29日に亡くなったシーナ&ロケッツの鮎川誠さんを追悼して、鮎川さんの自伝『60sロック自伝』が復刻されます。
『60sロック自伝』はシーディージャーナルより3月6日発売。
本作は2006年に発売されたものの、長年品切れ状態で入手困難になっていた本。問い合わせも多かったそうで、今回シーディージャーナルが復刻し発売します。
「ロックのない人生なんか、考えられんよ」
鮎川誠は1848年福岡県生まれ。
ビートルズ誕生以前のロックン・ロールとの出会いから、ビートルズ、ストーンズ、ディラン、クリーム、ツェッペリンなど60年代ロックとの出会いを、当時の素直な感想と共に書いていて貴重。
同時に自身が始めたエレキ・ギターやバンドなどについても書かれている。まさに青春時代を60年代ロックと共にリアルタイムに過ごした鮎川さんならではの自伝だ。
巻末には「鮎川誠が選ぶ’60sシングル&アルバム・ベスト100」もある。
A5版248ページ。
60sロック自伝 CDジャーナルムック/鮎川誠
60sロック自伝 CDジャーナルムック
鮎川誠
■Introduction ロックン・ロールとの遭遇
“ロックン・ロール”で、俺の人生は始まった
■Part 1 ビートルズ登場――時代との核融合
俺の人生を決定づけた、ビートルズとの出逢い
■Part 2 ブリティッシュ・インヴェイジョン
恐るべきイギリス勢の大攻勢!
■Part 3 世界最強のライヴ・バンド、ローリング・ストーンズ
ブルースこそが、ストーンズの原点だった
■Part 4 アメリカにおける革命と黒人音楽
ブラック・ミュージックの台頭
■Part 5 ボブ・ディラン、フォーク・ロックからサイケへ
世紀のカリスマ、ボブ・ディラン体験
フォーク・ロック&フラワー・ムーヴメント
極彩色のサイケデリック・ロック
■Part 6 ’60sロックとホワイト・ブルース
キンクスが創造した不思議な世界
破天荒ロックの創始者、ザ・フー
ホワイト・ブルースと、ヤードバーズ伝説
クリームの衝撃
忘れ得ぬ愛しきロック・バンド
■Part 7 ’60sロックの完成
俺のバンド体験
ハード・ロック、へヴィ・メタルの隆盛
ROCKの頂点に立ったレッド・ツェッペリン
■鮎川 誠が選ぶ’60sシングル&アルバム・ベスト100
■鮎川 誠VS伊丹由宇 チャート談義