チャールズ・ミンガスの1974年作品『ミンガス・アット・カーネギー・ホール』が、未発表音源を含むデラックス・エディションで発売。アナログレコード(3枚組)とCD(2枚組)の2形態で発売になる。リリースはRhinoから。
オリジナルLPはA面を使った「C Jam Blues」、B面を使った「Perdido」の2曲収録でしたが、今回は未発表音源(約80分)を含む全7曲を当時のセットリスト順に収録した完全版とも言える内容です。
アルバムはMCが観客に語る「Introduction」から始まり、オリジナル収録の「Perdido」と「C Jam Blues」はコンサートの最後に並びます。
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『ミンガス・アット・カーネギー・ホール』はチャールズ・ミンガスのアルバムといっても、ベースをフィーチャーした演奏ではなく、サックスやトランペットなど管楽器がばりばりソロを吹きまくる“非常にジャズを楽しめる”アルバムだと思います。その意味でライヴの全貌が聴ける全曲版の発売は貴重です。
アナログ・レコードはレーベル面がアトランティック・レーベルの緑と赤のデザイン。やはりこれでなくてはと思います。
輸入盤LP(3枚組)
Mingus At Carnegie Hall (Deluxe Edition)(180Gram 3LP Vinyl)
輸入盤CD(2枚組)
Mingus At Carnegie Hall (Deluxe Edition)【CD】
収録曲
CD1
- Introduction
- Peggy’s Blue Skylight
- Celia
- Fables Of Faubus
CD2
- Big Alice
- Perdido
- C Jam Blues