デヴィッド・バーンの本『音楽のはたらき』が初邦訳

ロック/ポップス

元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンの本『音楽のはたらき』が、本邦初の翻訳で発売になります。

翻訳は野中モモ。発売はイースト・プレスから。

4月19日発売。

書籍内容

1. 逆からの創造
2. ぼくのパフォーマンス人生
3. テクノロジーが音楽をかたちづくる パート1:アナログ
4. テクノロジーが音楽をかたちづくる パート2:デジタル
5. 無限の選択肢:キュレーションの力
6. レコーディングスタジオにて
7. コラボレーション
8. ビジネスとファイナンス
9. シーンを作るには
10. アマチュアたちよ!
11. ハルモニア・ムンディ

音楽のはたらき/David Byrne

cover

音楽のはたらき
David Byrne

今年最高の音楽書だ。洗練された装丁、美しい印刷、しゃれたイラスト。これは美しいコレクターズアイテムになるだろうけれど、本文ではそれ以上のことが起こっている。あふれんばかりの好奇心が爆発しているのだ。―ニール・マコーミック「デイリー・テレグラフ」

ポップのように親しみやすいが、ほぼすべての段落に驚くほど独創的で深い考察と発見を含めることに成功している。本書はあなたに音楽を違ったかたちで聴かせることになるだろう。―オリヴァー・キーンズ「ザ・サンデー・テレグラフ」

音楽が作られる文脈についての研究であるのに加え、自分自身や世界の見方を変えることのできる、進化し続ける芸術様式を堂々と讃える本だ。―フィオナ・スタージェス「インディペンデント」

サウンドの生物学的および数学的基礎についてのバーン氏の博識な考察には、あらゆる種類のクリエーターが刺激を受けるだろう。パターンと反復の性質、そして美的体験に対する人々の神経学的反応に関する彼の観察は、すべてのクリエイティブな分野に当てはまる。―「エコノミスト」

手に取ってどの章からでも読み始めることができる素晴らしい本であり、たいへん読み応えのある充実した内容だ。この様々な角度から音楽を考察する魅力的な本は、インスピレーションの源としても、単純に役立つ品としても、演奏する人はもちろんのこと、音楽の歴史や進化、音楽文化を知りたい人にもおすすめだ。―「アイリッシュ・タイムズ」