香港の高音質レーベルevosoundから、イマーシブ・オーディオ(3Dオーディオ)録音による山本剛トリオ『ア・シェイド・オブ・ブルー(A Shade Of Blue)』がリリースされます。
まず3形態が2023年10月27日(金)に発売される。
SACDハイブリッド(2ch/5.1chサラウンド)
MQA-CD(2ch)
180g重量盤LPレコード(2枚組)
そして来春には、ライブ映像とイマーシヴ・オーディオを収録したソフトもリリースされる。
ジャズ・ピアニスト山本剛による、イマーシヴ録音された初のライブレコーディング・アルバム
2021年2月に発売されたボブ・ジェームス・トリオの『フィール・ライク・メイキング・ライヴ!』はevosoundとして初のイマーシブ・オーディオ(3Dオーディオ)作品となり、国内外で多くの反響を呼び数々の賞を受賞した。
それに続く第2弾のイマーシブ作品が『ア・シェイド・オブ・ブルー』だ。演奏はTBM時代からジャズ・ファン&オーディオ・ファンから圧倒的な支持を誇る山本剛トリオ。
イマーシブ録音の良さは音を立体的に聴けることはもちろん、各楽器の音の粒立ちの良さも特筆されるべきポイントで、コンサート・ホールでライブ録音だけに臨場感、即興演奏による緊張感が期待できる。今回は「レコーディングの段階からイマーシブ録音する作品を作る」コンセプトだけに完成度は高そう。
イマーシブオーディオ収録ソフトが発売になるのは来春とのことだが、いち早く10月に2ch/5.1chのSACDハイブリッド、2chのMQA、アナログレコードが発売されるから、SACDユーザー、アナログユーザー、MQAユーザには楽しめる日は近い。
(プレスリリースより)「目玉ポイント」
1. 今回レコーディングエンジニアを勤められた入交英雄氏によるコメント。
「この作品はイマーシブ(3Dオーディオ)作品として制作されました。ピアノに8本、ベースに3本、ドラムに12本、さらにホールトーン用に16本ものマイクを使用しています。皆様が手に取っていらっしゃる、ステレオ、5.1ch製品(ハイブリッドSACDのみに収録)は、イマーシブ録音の良さをできるだけ取り入れるようにミックスしています。目前に山本剛トリオが見えるかの様な臨場感表現を工夫しましたので、是非とも山本剛の世界に浸ってください。」
2. クラシックの演奏会でも使用されるコンサートホールでライブ録音。これまでの作品には見られない奥行きと広がりを味わえる臨場感を再現
3. 収録曲は代表曲「ミスティー」や「ミッドナイト・シュガー」の収録はもちろん、最近の作品では収録されていない楽曲を収録
4. オーディオやジャズファンはもちろん、ジャズ初心者でも聴きやすい楽曲を収録。
5. イギリス”MOJO”誌、”Record Collector”誌のベテランライター、チャールズ・ワーリング氏による解説付き(バンドとしては初の海外ライターによるライナー・ノーツ)
収録曲
1. Speed Ball Blues
2. Speak Low
3. The Way We Were
4. Like Someone In Love
5. Black Is The Color
6. Girl Talk
7. Midnight Sugar
8. Last Tango In Paris
9. Misty
10. Bye Bye Blackbird
(メンバー)
山本剛(ピアノ)
香川裕史(ベース)
大隅寿男(ドラムス)
(録音場所)
品川区立五反田文化センター音楽ホール
(ミキシング・スタジオ)
WOWOW オムニクロススタジオ
(マスタリング・スタジオ)
BK Audio (オランダ)
発売元 : Evolution Limited
レーベル HP : https://evosound.com
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SACDハイブリッド
A Shade of Blue (日本語帯+ライナーノート付き国内仕様盤Hybrid SACD)
MQA-CD
A Shade of Blue (日本語帯+ライナーノート付き国内仕様盤MQA-CD)
LPレコード
A Shade of Blue (日本語帯+ライナーノート付き国内仕様盤2枚組レコード/180g重量盤) [Analog]