タワレコ限定|渡辺貞夫『カリフォルニア・シャワー』が初SACDハイブリッド化。日野皓正『シティ・コネクション』ほか2タイトルも。

ジャズ

高音質ファンに嬉しいニュース。ついに渡辺貞夫『カリフォルニア・シャワー』、日野皓正『シティ・コネクション』がSACDハイブリッド化されます。

これはジャズ雑誌『アドリブ』誌でベスト・レコードに選定された、ビクターの洋邦ジャズ名盤を初SACDハイブリッド化する「アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション」の第1弾。

他にも2タイトルを含む、計4タイトルが12月20日に発売になります。

渡辺貞夫/カリフォルニア・シャワー(1978年)
日野皓正/シティ・コネクション(1979年)
GUITAR WORKSHOP Vol.1(1977年)
野呂一生/ Sweet Sphere(1985年)

監修は『アドリブ』元編集長松下佳男氏。

音源は今回の発売のためにオリジナル・マスターから新規でマスタリング。初SACD化。

CD層は今回のDSD音源から新規制作。

マスタリング・エンジニアは山﨑和重氏(FLAIR)。2023年10月 ビクター・スタジオにてマスタリング

『アドリブ』は2010年に廃刊になっていますが、懐かしい雑誌です。

渡辺貞夫『カリフォルニア・シャワー』や日野皓正『シティ・コネクション』は、ジャズというジャンルを超えて大ヒットしたアルバムで、今までSACD化されなかったのが不思議なほどです。

渡辺香津美ら4人のギタリストの競演アルバム『GUITAR WORKSHOP Vol.1』や、カシオペアの野呂一生のソロ作品『Sweet Sphere』もファンなら嬉しいところ。

「アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション」の今後も楽しみです。

カリフォルニア・シャワー<タワーレコード限定>
渡辺貞夫

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カリフォルニア・シャワー<タワーレコード限定>
渡辺貞夫

渡辺貞夫にとって大ヒット作であり、今なおロングセラーを続けている人気アルバム。発売当時、100万枚を売り上げたという驚異の一作。ロサンゼルス録音。

シティ・コネクション<タワーレコード限定>
日野皓正

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シティ・コネクション<タワーレコード限定>
日野皓正

ジャズ・シーンで名を馳せた日野皓正が本格フュージョン路線に挑んだ第一作。NYの摩天楼が瞼に浮かぶような“ヒノズ・レゲエ”で始まり、CM曲にもなったキャッチ―なタイトル曲、女性ヴォーカルをフィーチャーしたダンサブル・チューン“センド・ミー・ユア・フィーリング”、目まぐるしいリズムが印象に残る“サンバ・デ・ラ・クルズ”などバラエティに富んだ楽曲群も魅力。

GUITAR WORKSHOP Vol.1<タワーレコード限定>

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GUITAR WORKSHOP Vol.1<タワーレコード限定>

当時もっとも旬だった4人のギタリスト(大村憲司、渡辺香津美、森園勝敏、山岸潤史)による競演アルバム。ジャンルが異なる4人が一気にクロスオーヴァ―~フュージョン路線へとなだれ込んだ様相を克明にとらえている。

Sweet Sphere<タワーレコード限定>
野呂一生

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Sweet Sphere<タワーレコード限定>
野呂一生

カシオペアのリーダー/ギタリストの野呂一生によるソロ・アルバム第1作。LAでのレコ―ディングで、メンバーにはパトリース・ラッシェン(key)、ネイザン・イースト(b)、ジョン・ロビンソン(ds)、シー・ウインド・ホーンズらが参加した快作。