【BIS】キャロリン・サンプソンが歌う『カントルーブ: 「オーヴェルニュの歌」より』SACDハイブリッド

クラシック

『カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より』【SACDハイブリッド】

キャロリン・サンプソン

BISよりSACDハイブリッド。ソプラノのキャロリン・サンプソンが歌う『カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より』。9月上旬発売。

キャロリン・サンプソンは鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演で馴染みが深いソプラノ歌手ですが、今回はフランスの作曲家カントループが、1923年から1930年にかけて作曲した歌曲集「オーヴェルニュの歌」を収録。

カントルーブの「オーヴェルニュの歌」はオーヴェルニュ地方の民謡を管弦楽伴奏にして編曲した歌曲集。とても晴朗で美しい歌曲集です。個人的にはラヴェルの歌曲集「シェヘラザード」に通じるエキゾチズムも感じます。

いずれにしても歌い手の声がとりわけひきたつので、SACDの高音質で聴いてみたい。特に朗々と歌い上げる曲は聴きどころでしょう。

共演はパスカル・ロフェ指揮、タピオラ・シンフォニエッタ。収録は2020年3月、フィンランドのタピオラ・ホールにて。

収録曲は全曲ではなく、若干の曲が収録されていませんが、高音質での「オーヴェルニュの歌」は注目です。

カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より

第1集

1. 野原の羊飼いのおとめ

2. バイレロ―高地オーヴェルニュの羊飼いの歌

3. 3つのブレー(i.泉の水/ii.どこへ羊を放そうか/iii.あちらのリムーザンへ)

第2集

1. 羊飼いのおとめ

4. 捨てられた女

5. 2つのブレー(i.私には恋人がいない/ii.うずら)

第3集

1. 紡ぎ女

2. 牧場を通っておいで

3. 背こぶの人

4. 子守歌

5. 女房持ちはかわいそう

第4集

1. ミラベルの橋のほとりで

2. おーい

3. 子供のために

4. しっ、しっ静かに

6. かっこう

第5集

2. 私が小さかったころ

3. 向こう、岩山の上で

4. さあ、ロバにまぐさをおやり

6. 野良犬め、あっちへ行け

7. 一人のかわいい羊飼い娘

8. いいよと言った

『カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より』【SACDハイブリッド】