モーツァルト: クラリネット協奏曲&クラリネット五重奏曲、バーチャル: バセット・クラリネット協奏曲
BISからモーツァルトの名曲クラリネット協奏曲、クラリネット五重奏曲がSACDハイブリッドで発売。マルチチャンネルも収録。
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モーツァルトはクラリネット協奏曲、クラリネット五重奏曲を現在のクラリネットではなく、当時のバセット・クラリネットのために作曲したが、本作でもバセット・クラリネットで演奏している。
バセット・クラリネットを演奏するのは現在人気のクラリネット奏者マイケル・コリンズ。
共演はフィルハーモニア管弦楽団。クラリネット五重奏曲での共演はウィグモア・ソロイスツというアンサンブル。
本作にはさらにリチャード・バーチャル(1984年生まれ)作曲の「バセット・クラリネット協奏曲”マイケル・コリンズのために”」(2020年)も収録しているところも注目。演奏時間は20分ほど。
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古楽器が人気になる以前はバセット・クラリネットの録音を聞くことはほとんどできなかったが、今日ではSACDでも聴けるようになった。さらに現代音楽でもバセット・クラリネットのための曲が作曲されるようになった。それらが聴けるSACDハイブリッドだ。
(1)モーツァルト:クラリネット協奏曲 K.622
(2)モーツァルト:クラリネット五重奏曲 K.581
(3)リチャード・バーチャル:バセット・クラリネット協奏曲”マイケル・コリンズのために”(2020)
【演奏】
マイケル・コリンズ(バセット・クラリネット、(1)指揮)
(1)(3)フィルハーモニア管弦楽団
(3)ロビン・オニール(指揮)
(2)ウィグモア・ソロイスツ
【録音】
(1)(3)2021年4月8&9日
ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
(2)2021年8月21日
メニューイン・ホール、メニューイン音楽学校(ストーク・ダバノン)
モーツァルト: クラリネット協奏曲&クラリネット五重奏曲、バーチャル: バセット・クラリネット協奏曲