20指のトーナメント~イギリスのピアノ・デュオ作品
エマ・アッバーテ 、 ジュリアン・パーキンス
BISからSACDハイブリッドが発売。ピアノ・デュオによる『20指のトーナメント~イギリスのピアノ・デュオ作品』が7月下旬にリリースされる。マルチチャンネルも収録している。
これは20世紀イギリスのピアノ・ディオ作品を収録している。演奏はピアノ・デュオの、エマ・アバーテ&ジュリアン・パーキンス。
20世紀といっても前衛的なものではなく、いずれもメロディアスで聴きやすいものばかり。原曲はオーケストラのレノックス・バークリーの「パーム・コート・ワルツ」ノスタルジックな情感は特にオススメ。またコンスタント・ランバートは全体で約9 分の間、一度も黒鍵が現れない作品。南米風のリズムが心地よく、驚くほど豊かな音で盛り上がります。アーネルのソナチネ、ドッジソンの2篇は世界初録音。
YouTubeにオーディオが公開されているが、味わい深い音楽である。
収録曲
1.レノックス・バークリー:パーム・コート・ワルツ Op.81の2
2.レノックス・バークリー:4手のためのソナチネ 変ホ長調 Op.39
3.レノックス・バークリー:主題と変奏曲 Op.73
4.リチャード・アーネル:4手のためのソナチネ Op.61
5.スティーヴン・ドッジソン:20指のトーナメント
6.スティーヴン・ドッジソン:4手のためのソナタ
7.コンスタント・ランバート:白鍵のための3つの黒人小品
【演奏】
エマ・アバーテ&ジュリアン・パーキンス(ピアノ・デュオ)
【録音】
2020年11月16-17日、セント・ジョージ(ブリストル)
20指のトーナメント~イギリスのピアノ・デュオ作品
エマ・アッバーテ 、 ジュリアン・パーキンス