ヴァーヴ・レーベルの名盤をSACDシングルレイヤーでリリースする〈Verve Acoustic Sounds SACDシリーズ〉。その第5弾が2月28日に5タイトル発売になります。
発売になるのは
Cannonball Adderley Quintet『キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ』
Ella Fitzgerald & Louis Armstrong『エラ・アンド・ルイ・アゲイン』
John Coltrane『ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』
Oscar Peterson Trio/Milt Jackson『オン・インパルス!』
Sarah Vaughan『サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン』
いずれもシングルレイヤーSACD~SHM仕様。ダブル紙ジャケット仕様。限定盤。
キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ
マイルス・デイヴィス・グループから御大が抜けたクインテット作品。キャノンボールとジョン・コルトレーンが繰り広げる白熱のバトルが聴きどころ。
エラ・アンド・ルイ・アゲイン
本作は、エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングという稀代のエンターテイナーの豪華な顔合わせ。傑作『エラ・アンド・ルイ』の続編2枚組を1枚に編纂したもの。息の合ったデュエットを名手オスカー・ピーターソンらが盛り立てる。主題をしっとり歌うエラに、ルイがフェイクで絡む「ニューヨークの秋」が素晴らしい。
ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
本作は、ジャズの聖地ヴィレッジ・ヴァンガードでの公演から選び抜かれた3曲を収めたジョン・コルトレーン迫真のライヴ盤。なかでもコルトレーンがノンストップで16分間吹き続ける「チェイシン・ザ・トレーン」に圧倒される。イントロもテーマも無くひたすら続く即興演奏が凄まじい。バックはバンド初参加のギャリソンとエルヴィンのみ。ドルフィーが客演した「スピリチュアル」、カルテットによるモーダルな「朝日の如くさわやかに」など、全曲編成が異なる。
ヴェリー・トール
人気の絶頂期を迎えていたピーターソンの黄金のトリオと、同じくMJQで大活躍していたヴァイブラフォン奏者ミルト・ジャクソンとの豪華共演盤。
ヴェリー・トール
サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン
本作は、「バードランドの子守唄」の名唱でも知られる、ジャズ・ヴォーカルの女王の初期代表作。伝説の名トランペッターとの超絶技巧の掛け合いも素晴らしい。