LSO Liveから、サイモン・ラトルの『ヤナーチェク: 歌劇《カーチャ・カバノヴァー》』SACDハイブリッドが発売になります。
SACDハイブリッド2枚組。3月上旬発売予定。
サイモン・ラトルがロンドン交響楽団と、ヤナーチェクの歌劇「カーチャ・カバノヴァー」を録音しました。
収録は、2023年1月11&13日、ロンドンのバービカン・ホールでの収録。
ラトルとロンドン交響楽団はやヤナーチェクの歌劇「利口な女狐の物語」を2019年に録音、本作はヤナーチェク第2弾となるもの。
歌手陣にはアマンダ・マジェスキ、サイモン・オニールら。
「カーチャ・カバノヴァー」はヤナーチェクの中では有名なオペラです。
若く、繊細で、愛に飢えたカーチャ。
退屈な夫とスノッブな家族と人里離れた田舎の村に閉じ込められた彼女には逃げ場がありませんでしたが、夏の嵐の夜、ボリスとの恋を選び、最後は罪の意識にさいなまれ、ヴォルガ河に身を投げるという悲劇的な結末を迎える物語。
熱い感情に満ちている物語が、これ以上なき熱気と色彩感をもって描かれています。SACDハイブリッドで聴いてみたいオペラです。
ヤナーチェク: 歌劇《カーチャ・カバノヴァー》
ヤナーチェク: 歌劇《カーチャ・カバノヴァー》
サイモン・ラトル 、 ロンドン交響楽団 、 パヴロ・フンカ 、 サイモン・オニール
【曲目】
ヤナーチェク:歌劇《カーチャ・カバノヴァー》
[Disc1](38:26) 第1幕
[Disc2](61:00) 第2幕、第3幕
【演奏】
パヴロ・フンカ(サヴィオル・ヂコイ/バス・バリトン)・・・富裕な商人
サイモン・オニール(ボリス・グリゴリェヴィチ/テノール)・・・ヂコイの甥
カタリーナ・ダレイマン(マルファ・カバノヴァー/メゾ・ソプラノ)・・・愛称カバニハ/富裕な商家の未亡人
アンドルー・ステイプルス(チホン・カバノフ/テノール)・・・マルファの息子
アマンダ・マジェスキ(カチェリーナ(カーチャ)/ソプラノ)・・・チホンの妻
ラディスラフ・エルグル(ヴァーニャ・クドリャーシ/テノール)・・・ヴァルヴァラの恋人/ヂコイの執事
マグダレーナ・コジェナー(ヴァルヴァラ/メゾ・ソプラノ)・・・カバノフ家の養女
ルカーシュ・ゼマン(クリギン/バリトン)・・・クドリャーシの友人
クレール・バーネット=ジョーンズ(グラーシャ、フェクルーシャ、使用人/メゾ・ソプラノ)・・・カバノフ家の女中
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団
ロンドン交響楽団合唱団〔合唱指揮:ウィリアム・スポールディング〕
【録音】
2023年1月11&13日、バービカン・ホール