ステレオサウンド(Stereo Sound)は夏川りみのデビューアルバム『南風』を、初のアナログレコードで発売した。
『南風』は33 1/3回転LPレコード、180g重量盤。4月14日に発売されている。
夏川りみといえば2001年のヒット曲「涙そうそう」。沖縄を歌った代表曲。『南風』はその「涙そうそう」をおさめたミニCDアルバムとして2002年に発売されました。
それを今回ステレオサウンドが、ビクターエンタテインメントの協力のもと初のアナログレコードにしました。
「涙そうそう」はデジタルマスター。そのほかの6曲な全てアナログ・マスター。当時でもアナログ録音は行われていたようです。今回その門外不出のアナログマスターを使用しての制作。
カッティングは日本コロムビアの武沢茂氏。
オリジナルがCDミニアルバムのため全7曲。A面が4曲、B面が3曲とカッティングに余裕があります。
収録曲が7曲は、今の時代にはちょうどいい曲数。もうこれ以上はいらないというくらいのベストな数でしょう。
ズシリとした180g重量盤をターンテーブルに乗せる。そこから爽やかな沖縄の空気が流れ出てくる。そんなレコードです。
夏川りみ:南風(LP)
夏川りみ:南風(LP)